この3週間、毎週金曜に教職大学院フィールドワーク実習校(私の場合は、津田中学校、鳴門高等学校、城西中学校の3校)にお邪魔させていただきました。「フィールドワーク」はいわゆる教育実習に近いものですが、事務的なことのお手伝いや授業実践を通して、教育実習よりもさらに深く学校現場を知ることができます。
教職大学院では「1年次(長期の場合は2年次)の秋ごろ」と「2年次(長期の場合は3年次)の春ごろと秋ごろ」の計3回そのような機会が設けられています。1年次は子どもの様子を知ることで自身の研究課題を発見し、2年次では1年次から考えていた研究内容を実際に授業に適用することで、その効果を確かめます。この内容が最終成果報告書(いわゆる修士論文に対応するもの)の骨子となります。
今回の授業参観で感じたことは、授業準備には極めてきめ細やかな考察が必要であること、並びに、それを1つでも飛ばしてしまうとその悪影響が如実に表れてしまうことです。教育というものの難しさや大切さを再確認する実習校訪問となりました。【山中】