令和7年度主免教育実習

9月は主免教育実習の季節です。学部三年生が、約一か月に渡り、附属学校園にて学校現場の様子を学んでいきます。

　主免教育実習中のイベントの1つとして、研究授業があります。教科ごとに学部生の代表が授業を行い、その様子を学部生、附属の先生方、大学教員が参観します。その後、学部生、附属の先生方、大学教員による研究討議が行われます。

　今回の内容は2次方程式の単元における動点問題でした。2次方程式、速さ、辺の長さの関係、三角形の面積公式、変域の特定、など様々な知識を用いる必要がある、難度の高い教材です。

　今回行われた授業は問題の要点を少しずつ理解していくことを志向したもので、今の段階でここまで良い授業を行えていたことに感心しました。

　研究討議では様々な建設的意見が出され、有意義な話し合いになりました。

　意見はダメ出しではなく、良い授業をさらに良くしていくためのものです。指摘をポジティブに受け取ることで、授業者だけでなく、参加していた学部生の皆さんもこれを機に再度授業に関して熟考し、さらに良い授業を構成してほしいと思います。【山中】